暗闇に光を。

サラリーマンを中心に、日本人について知るために、ブログを書いています。

山登り

コミック「岳」の一巻を読みました。

 

「山にもっとみんなが上ればいいのに」。

主人公のその気持ちは、一度山に登ったことのある人だけが分かるのかもしれません。

 

私も数年程前に、初めて山登りをしました。初心者のコースでしたが、頂上に登ったときの、透き通った空気は素晴らしかったです。

 

その後、とあるきっかけでルーマニアの山にも登りました。崖をロープで登ったり、下ったりしたことは初めでした。羊飼いと牧羊犬と羊の群れに出会ったり、牛の群れにも遭遇しました。そのとき、知り合いからもらったマウンテンシューズを履いていたのですが、足に合わなくて、すぐに足の皮がはがれてしまって、痛みのために登山をすることが難しくなってしまいました。

 

そのとき、ルーマニアの友だちが、彼の靴と私の靴を交換してくれました。彼は、「慣れているから大丈夫」と言って、私の靴ですいすいと山を登っていきました。本人は何も言いませんでしたが、実は私と同じように足の皮が剥がれたそうです。けれど、彼は私のことを気遣ってくれて、私には何も言ってきませんでした。

 

そのときのことを思い出すたびに、彼の愛の深さを感じます。