Facing a task unfinished ーまだ終わっていない1つの使命に向かってー

語り伝えよう 山を越え 谷越え。 伝え続けよう 主は救いのために来られた!

鹿のように

www.youtube.com

 

 

鹿が谷川の流れを慕いあえぐように 

 

神よ 私のたましいはあなたを慕いあえぎます。

 

私のたましいは 神を 生ける神を求めて 渇いています。

 

いつになれば 私は行って 神の御前に出られるのでしょうか。

 

昼も夜も 私の涙が 私の食べ物でした。

 

「おまえの神はどこにいるのか」と 人が絶えず私に言う間。

 

私は自分のうちで思い起こし 私のたましいを注ぎ出しています。

 

私が祭りを祝う群衆とともに 喜びと感謝の声をあげて

 

あの群れと一緒に 神の家へとゆっくり歩んで行ったことなどを。

 

 

 

わがたましいよ なぜ おまえはうなだれているのか。

 

私のうちで思い乱れているのか。

 

神を待ち望め。

 

私はなおも神をほめたたえる。

 

御顔の救いを。

 

 

 

私の神よ 私のたましいは 私のうちでうなだれています。

 

それゆえ 私はヨルダンとヘルモンの地から 

 

またミツアルの山から あなたを思い起こします。

 

あなたの大滝のとどろきに 淵が淵を呼び起こし

 

あなたの波 あなたの大波はみな 私の上を越えて行きました。

 

昼には 主が恵みを下さり

 

夜には 主の歌が私とともにあります。

 

私のいのちなる神への祈りが。

 

私は わが巌なる神に申し上げます。

 

「なぜ あなたは私をお忘れになったのですか。

 

 なぜ 私は敵の虐げに 嘆いて歩き回るのですか。」

 

私に敵対する者たちは 私の骨を砕くほどに 私をそしり 絶えず私に言っています。

 

「おまえの神はどこにいるのか」と。 

 

 

 

わがたましいよ

 

なぜ おまえはうなだれているのか。

 

なぜ 私のうちで思い乱れているのか。

 

神を待ち望め。

 

私はなおも神をほめたたえる。

 

私の救い 私の神を。

 

                          詩篇42篇

 

 

 

この詩篇を書いた詩人は、神の民の一人であった。神の民は、神からの豊かな祝福を受けて、シオン(エルサレム)には平和と喜びがあった。

 

しかし、神の民は神に背いてしまった。神は背きの民を敵の手に渡された。この詩人もその民の一人として、苦難の中に置かれた。

 

敵の虐げとそしりが彼を襲った。

 

彼のたましいはうなだれた。思い乱れた。

彼のたましいは、神を求めて、渇いた。

 

彼は、鹿が谷川の流れを慕いあえぐように、神を慕いあえいだ。

 

ただ、ひたすら、神を待ち望んだ。

 

「私の救い 私の神を」