Facing a task unfinished ーまだ終わっていない1つの使命に向かってー

語り伝えよう 山を越え 谷越え。 伝え続けよう 主は救いのために来られた!

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

スローペース

限りある人生において、本当に優先しなければならないものは何だろうか。 1つのことが終われば、すぐに次のことに取りかかり、息つく暇もないまま忙しく過ご してしまっている。もはや「木を見て、森を見ず」の状態が当然になっている。 忙しさをあえて好む…

心にタンポポ

自分を誉めることは、私にとって一番苦手なことの1つだと思う。 友だちに、「たまには自分のことも誉めてあげないとだめだよ。はい、誉めてみてっ」 と言われて、沈黙してしまった。 そういえば、就職活動のときも、自分の長所が思いつかなくて困った。 そ…

葛藤を越えて

からだとこころが真っ二つに引き裂かれるような感覚になることがある。二つの相反する思いが私を引っ張り合って、私はひきちぎられてしまうのではないかと感じるくらいの葛藤を経験する。 もし肉に従って生きるなら、あなたがたは死ぬのです。 しかし、もし…

Lord, how I need you

大切になればなるほど、別れは名残惜しくなる。 もう会えなくなるかもしれない。 心が焦っている。 このまま別れてしまってもいいのだろうか。 でも、それ以外にどんな選択肢があるんだろう。 寂しいな。ほんとに。 だから、賛美しよう。 僕らは、主のおられ…

兄の優しさ

私には、10才以上年上の兄がいる。 兄は、父親が単身赴任で忙しく、母親が一人で家族の世話をしてくれていたとき、兄は私の面倒を良くみてくれた。おしめを代え、散歩に連れて行き、お風呂にも入れてくれたらしい。 幼稚園に私を迎えにきたときは、ほかの奥…

Good Lie いちばん優しい嘘

1983年、スーダン紛争勃発。 村を襲撃され、生き残った子どもたちは、ケニアの難民キャンプ場に逃れた。 それから17年後、難民ビザがおり、彼らはアメリカに渡った。 予告編 www.youtube.com 紛争では、女性も子どもも容赦なく殺されていく。 もしくは、洗脳…

幸福な奴隷

私のある友だちは、人生がうまくいっていない。 彼は、社会の違和感を敏感に感じ取り、生きづらさを覚えている。彼は、周りの人たちが、矛盾している人生に何の疑問もなく生きているように感じていた。そして、それに順応しなければ、この社会で生きていけな…

羊、吠える

大学生のとき、図書館でMr. childrenの「羊、吠える」を初めて聴いた。 自分の心を代弁しているように感じた。そのときから、音楽の歌詞に興味を持ち始めた。 www.youtube.com あまりに多くの期待を、もう自分に寄せていない。 ときどき、誉めてくれる人に出…

心の所在すら分からない

学生の頃、椎名林檎を熱狂的に好きになった。 東京事変の「アダルト(大人)」というアルバムを聞いてから、その格好よいメロディとともに、彼女の独特な声と世界観にたちまち魅了された。 「群青日和」というシングルのPVを見たとき、あまりの可愛さに心は…

仮面舞踏会

仮面を被って生きることにあまりにも慣れてしまっていた。 真実の愛がないことを認めたくない。だから、偽りの愛を用いる。 見たくないものを見たくないように、人は認めたくないものを認めたくない。 心に覆いをかぶせて、愛の欠如を隠してしまう。 真実の…

文化

"Moolaade"(母たちの村) アフリカのある村では、4-9歳の女性に割礼を施す慣習がある。 それを「お浄め」と呼び、村人の通過儀礼となっている。割礼を受けた女性でなければ、子どもを産むことはできないと教えられる。 しかし、割礼により、命を落としてし…

友だち

友だちが欲しくてずっと悩んだ。 心が通じ合えるような理想の友だち像があった。けれど、それにぴたっと合う友だちは現れなくて、そうでない人たちを見下すようになった。友だちはぼくの周りから消えていった。孤独を感じるようになった。孤独が恐かった。し…

In the Valley  谷の中で

たとい死の陰の谷を歩くことがあっても、 私はわざわいを恐れません。 詩篇23篇 この詩篇の作者のようには、私は生きることはできていません。 私は臆病者です。 不安になると、現実逃避を繰り返して、気がつけば、状況が悪化していて、心はズタボロになって…

たかが髪の毛だけれど

床屋を予約した。 ガラケーでマップの写真を撮って、チャリで出発した。 途中で道が分からなくなった。 炎天下、とにかく暑い。 シャツは汗でくっつく。 半ズボンだと、O脚が目立って恥ずかしいから、 長ジーンズに履き替えた。それがまた暑い。 だらしなく…

良い羊飼い

In true surrender 何に身をゆだねて生きるかによって、人生は変わっていくと思います。 良い羊飼いは、羊を豊かな草原や水のほとりに導いてくれます。悪い獣から守ってくれます。群れからはぐれてしまったなら、見つけ出すまで捜してくれます。そして、羊の…

出会いの楽しさ

夜、家の周りを歩いていると、道の脇でしゃがんで何かを観察しているサラリーマンを見かけました。 直感的に、何をしているのかすぐに分かりました。 私の予想は的中しました。 彼は、蝉を助けていたのです。 土から出たばかりの蝉を、無事に木の幹まで上れ…

蝉(せみ)が蛹(さなぎ)からやっと出て来れたのに、左の羽根の先端が抜け殻にくっついて離れないため、上手く歩けない。 まっすぐ歩いて、自由に羽ばたくためには、古い殻をすべて捨て切らなくてはならない。 この蝉はもがいては止まり、もがいては止まり…

飯館村 in 福島

2011年3月11日、東日本大震災に続く原発事故。 福島県飯館村は、美しい村でした。けれども、今は放射能に汚染された村として知られるようになってしまいました。 この映像には、避難5年目の村人たちの声が詰まっています。 www.youtube.com かつての飯館村の…

心の整理

心の整理に終わりはあるのだろうか、と思いました。 見たくないものは引き出しの奥底に閉まって、表面的には綺麗に片付いたようにしている人が多いのではないかと思います。福島に限らず、多くの日本人が心の奥に矛盾を抱えて生きていると感じています。 「…

恵みがあれば

人は、しばしば過去の罪や苦しみを引きずり、自分は人から愛されるに値しない人間だと感じてしまいます。 また、物事がうまくいかないとき、私たちが直面している状況や問題に縛られてしまい、檻の中に閉じ込められているように感じてしまいます。 そして、…

カエルのお城

夏になり、蝉の鳴き声が響き渡る。 田んぼの用水路には、グッピーのような小さい魚たちが群れをなして泳いでいる。 赤いザリガニがハサミをぼくに向けてくる。 ぼくが一歩近づく度に、数十匹の大小様々な大きさのカエルが一斉に飛び跳ねる。 みんなから遅れ…

フィリピンの人たちと。 May Glak(There is happiness!)

私はフィリピン人の親友がいます。彼はセブ島に住み、社会の汚職やわいろを見て、心を痛めながらも、同僚を愛して、懸命に働いています。 彼の母親は出稼ぎのため、外国にいる。家族を何よりも大切にする彼らにとって、母親と一緒にいられない幼少期はどれほ…

灰の中から out of aches

ネパールのバディ族は、カースト制の最下層に位置し、「アンタッチャブル」と言われています。 文字通り、触れてはいけません。学校も病院も彼らを受け入れてはいけません。彼らに触れるならば、家に帰って体を洗い清めなくてはなりません。 ネパールの全国…

主は私の救い The LORD is my salvation

"The Lord is my salvation" アイルランド人の夫婦が、聖書に書かれていることばを基にして作った賛美です。主は、暗闇に輝く光です。 私の負債は支払われた。 勝利を勝ち取った。 主は救い。 www.youtube.com 歌詞 The grace of God has reached for me 神…

日本の先祖崇拝 Japanese ancestor worships

世界の先祖崇拝について研究している方が、日本の先祖崇拝についても知りたいそうなので、私も調べてみました。 実家では、先祖崇拝をする習慣はなかったので、私はあまり詳しくありません。 なので、まず頭に思い浮かんだ「沖縄のエイサー」と、「京都の祇…

虜 TORIKO

何を恐れているのだろう。何を欲しているんだろう。 一体、私は何を失うことを、こんなにも恐れているのか。 トリコ 公式サイト 東映アニメーション 人間の衝動はきっと愛なんかではない。人を突き動かしているのは恐れだ。 そして、人を恐れで縛り付けるの…

人が人の生きる意味を探っていくことの尊さと限界

人生の価値観を変えることは簡単ではない。 それは、積み重なった人格のようなものだから。 東田さんが語られた上のことばに心が捕らえられた。 自閉症の僕が跳びはねる理由 本当にそうだよな、って思った。 スッと心に入ってくる言葉を持っている人が正直羨…

海街diary

あるアメリカ人が最も好きな映画はこれだと言って勧めてくれたのが、これ。 『海街diary』 色とりどりな人生。あらゆる経験を通して、紡がれていく。 しかし、どれだけ美しく咲いた花もやがては散ってしまう。 人生は美しく、同時に儚い。 美しく感じるのは…

あなたの守りたいものは何か。What do you want to protect?

『異国に生きる Life on Foreign Land ー日本の中のビルマ人ー』(2016) 1991年、ビルマ軍事政権の弾圧を逃れて日本に渡った民主活動家のチョウさん。 彼が、妻や家族を祖国に残し、東京で過ごした14年間のドキュメンタリー映画。 夫婦、家族、社会、国家は…

過労から自殺 Overwork to Suicide

前回載せた映像の長編。 "Overwork to Suicide(過労から自殺へ)" 過労により鬱になった男性と、 過労、鬱、自殺によって、愛する人を失った遺族の方々の”肉声”を聴くことができる。 vimeo.com シンプルで、明白な事実。それは、人には限界があるということ…